なろう小説歴6年です。たくさんの小説を読み、レビューも読んできました。
面白い小説を読んだときに「レビュー書いてみたいな!」ということがありますよね。
そんな方のために、レビューをする上での注意点や書き方、どのようなレビューをすれば喜ばれるのかを書いていきたいと思います。
※この記事は3分で読めます。
↓私のおすすめ小説のまとめ記事です。
レビューと感想の違い
まず、レビューと感想は何が違うのでしょうか?
【小説家になろう】のマニュアルを引用するなら、
感想とは…作品への意見や感想を投稿する場所
レビューとは…作品の推薦文や紹介文を書く場所
です。
感想は小さな話ごとに気軽に書けますが、レビューはある程度読みこんでから書く必要がありそうですね。
よくあるレビューの失敗例
先にイマイチなレビューを書いてしまわないように注意点を。
あらすじを書いてるだけ…読んでもあらすじしか伝わってきません。あらすじに触れるなら、あらすじにあるどの部分がどうだった~という風に書くのがおすすめです。
面白いしか書いてない…何がどう面白かったのか、どのような人なら面白いと感じるのかを書くべきです。
やたら上から評論…レビューなのに毒舌。批判を書くなとは言わないですが、他の人に勧めるならもっと他にマイルドな書き方があるんじゃないかと思うような内容は誰も徳しません。ご都合主義はあるけれど、逆にわかりやすくて面白い~というような書き方が良さそうですね。
良いレビュアー=良い読者
レビューするなら作品を気に入っていることが大前提です。
レビューは【面白い】の気持ちを他の人へ広げる場所です。
面白くないと感じた作品も、他の人は面白いと感じるかもしれません。
あなたが面白くないと感じたなら、黙って読むのを止めれば良い。レビューしてはいけません。
レビューが書けない場合がある
・ログインしていない場合。
・小説の作者がレビューを受け付け停止にしている場合。
・過去に悪質な行為をしたアカウントや作者がレビューを削除した場合。
など。
小説家になろうにログインしていない方は、ぜひレビューを契機にアカウントを作りましょう。
運営にとって、ゲストアカウントの価値はログインしている人に比べて非常に低いです。
あなたの読者履歴を記録し、作者を応援するためにもアカウントを作りましょうね(*´ω`)
どんなレビューが読者に喜ばれるか
作品を読む前にレビューをチェックするという人はそれなりに多いです。
「タイトルやあらすじ的にこんな話だと思うけど…」「もうちょい読んだ人の評価が欲しいな」「実際はどんな話なのかな?」
読むことを悩んでいる読者はそんな感じのことを考えています。
その疑問を解決し、名作が読まれるきっかけを提供することがレビューの役割だと言えるでしょう。
例えば
○○な作品を読みたいと思っている人におすすめ。…読んでいて元気になるのかシリアスな気持ちになるのか、読者の気分にマッチした時に読んでもらえるように。
具体的にどういう展開が面白かった。…あなたが特に素晴らしいと感じた場所などを。
地の分が重厚な小説なのか、セリフの多い軽妙な小説なのか。…しっかり読むのか、あるいはスナック感覚で読めるのかなど。
タイトルはありがちだけど実は…誤解で読む人が減りそうな部分をカバーします。なろうは初期ブーストのために本格派の作家さんでも奇抜なタイトルを使ったりします。それで本格的な小説を求める人が倦厭してしまうのはもったいないですよね。
極論、レビューを書く時点で書き手はその小説を面白いと感じたのだということは分かっています。
ですので、面白いと告げる一文は大切ですが、それ以上に読むことを悩んでいる読者にその小説のセールスポイントを伝えてあげるのが親切でしょう。
レビューが作品に与える影響は大きい
本当に面白い作品にはほぼ確実にレビューがついています。
レビューから読者層がわかり、読むことを悩む人の背中を押します。
あまりにも子供っぽさ全開のレビューだった場合、本格的な小説を読みたい人は離れていきます。
逆にスナック感覚で読める作品を探している人は「読んでみよう」と思うかもしれません。
その結果全員の選択が正しいものになるように心がけてレビューしましょう。
レビューは読者が作者を応援する最高の方法
評価をマックスで入れて、ブクマもして。
それでもあふれ出る「この小説はすごい!」という気持ちを表現し伝えたいとき。
レビューを受けつている作者は、多くの人にレビューしてもらいたい、それを読んだ他の人にも作品を読みに来てほしい、と思っています。
作品を公開している時点で、多くの人に読んでもらうことを求めています。
自分の作品を褒められたら、作者さんは超喜びます。あなたはその顔を見られませんが、きっとニヤついていますよ。
あなたの神レビューで作者さんに喜んでもらいましょうね(*´ω`)
【なぜレビューを書きたいと思ったのか】が答え
このページを読んでいるということは、お気に入りの小説に出会えたということだと思います。
おめでとうございます。良きなろうライフを!
ここまでなんだかんだと偉そうに書きましたが、結局はあなたが面白いと感じた気持ちを素直に表現するのが一番です。
そのうえで余裕があれば書き方に気を配ってみましょう。
あなたが面白いと感じた時点で、あなたと似た感性を持つ人は面白いと感じる小説です。
友達に「この小説面白いから読んでみなよ」と伝えるような感覚で良いと思いますよ。
レビューの書き方(小説家になろう)
【小説家になろう】でレビューを書きたい小説を開き、上にある【レビュー】ページへアクセス。
【レビューを書く】もしくはレビューページの一番下に記入欄があります。
ログインしていなかったり、作者がレビューを受け付けていない場合は書き込みができません。
レビューする時の注意点 NG行為
人にもよりますが、レビューを読みに来る時点で最低限のネタバレは覚悟の上だと思います。
とはいえ黒幕の名前やオチを書いてしまうのはさすがにNGでしょう。
過度なネタバレ
最低限ハッピーエンドかどうか、名詞が出てこない程度の裏切りの有無や鬱要素の有無くらいは書いても良いと思います。
どこまでネタバレして良いか不安なら、作者のあらすじやタイトルから想像できる範囲を超えないようにすればひとまず安定です。
毒舌で悪評を書く
レビューは面白いと感じた作品を他の方にオススメするのが目的です。
悪評はチラシの裏にだけ書きましょう。
読む人を選びそうな要素(暴力表現やグロなど)のキツさなどに言及して注意を促すのは良いと思います。でもグロいから読むのやめたほうがいいとか、つまらなかったなどのネガティブなワードは使わないようにしましょう。
スコッパーになろう
【スコッパー】とは、地面に埋もれた無名の名作小説をいち早くレビューし、多くの人の目につく地表に芽を出させる人たちのことです。
レビュー数0と1では大違い。
他のレビューが少ないほど、あなたのレビューが効果を発揮します。
無名の名作に出会ったら、自信がなくてもかまいません。ぜひレビューしましょう。
逆に1作品に大量のレビューはあまり意味がありません。
先人の書いた神レビューが2ページ目に押し流されてしまいます。
10件目以降のレビューは、あなたのレビューが先人たちのレビュー以上の価値があると思った場合に書き加えましょう。
偽物のレビューはわかりやすい
偽物のレビューという言葉が適切かは分かりませんが…。
たまに作者同士が相互にレビューしあっていたり、裏アカウントでレビューをしているのではないかというようなレビューを見かけます。
もちろん確証はないのですが、そういうレビューからは作品への熱が伝わってきません。
あらすじ+面白かった くらいしか書いていないので、読んでもそそられないのです。
本当に面白いと感じた読者によるレビューは、文章にも熱量を感じます。
文章としては適切でなくとも、レビューとしては満点のレビューもあります。
あなたがレビューを書くときは、まずは難しいことを考えずに素直に称賛の気持ちを文字にしてみましょう。同じ作品を求める同志にはそれで伝わると思います。
今までで一番ハートフルだったレビュー欄
この作品、悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい という作品です。
あまり固有の小説を出すのは良くないかもしれないので後で削除するかもしれません。
この小説の【なろう側】のレビューは特に愛に溢れています。
よくあるタイトルなのですが、書籍化にも至ったのは作品+応援する人たちのレビューの力もあったのではないかなと当時思いました。
↑リンク、アマゾンのレビュー欄はそれなりに酷評もありますね。まぁお金を払っての評価ですし、なろうとは違い自由な感想に近いレビュー要項なので仕方ないことだとは思います。
他にもぶっとんだ作品群は、ぶっとんだレビューが付いていることが多いです。
玉葱とクラリオン、リビルドワールド、お前ごときが魔王に勝てると思うな~、異邦人ダンジョンに潜る などなど他にもたくさん。
私のおすすめ記事でまとめている作品だと、このあたりが内容もレビューもぶっとんでますねぇ。
ぶっとびすぎてて「レビューせずにはいられない!」ってなるんですよね。
レビューを書こうと思った作品を教えてください
主に面白い作品を知りたい私のために。
「この小説が面白かったよ」という情報を頂ければ幸いです。
更新速度は早くありませんが、気に入った作品は私のまとめ記事でも喜んで取り上げさせていただきます。
この記事を読んでくれてありがとうございました。
おすすめ作品があればこの記事か↓の記事にコメントを頂ければ幸いです|д゚)
カエデ
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