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新米猟師カエデのマルチ狩猟ブログ

アナグマ 狩猟

アナグマは美味い。味とおすすめ料理例を猟師が紹介【穴熊】

更新日:

アナグマの味を簡単に例えるなら…。

 

赤身は豚肉を濃くワイルドにして牛臭を加えた感じ。

脂身は砂糖を降りかけた牛脂身のような味がします。

 

獣臭はほぼゼロで、代わりに少しだけ乳臭い感じがあります。

その点は牛肉に似ているが…。食べたことない人に説明するのは難しいですね。

そしてジビエの宿命ゆえ、解体の技術と個体により味が異なります。

 

あたりまえですが、牛や豚にも味があって臭みもあります。

でも普段から食べているとそれに気付きにくい。他のジビエ肉などを食べることでそれが鮮明になります。

トリコ風に言うと、新しい味覚の扉が開く感じ(大げさかも)

 

穴熊のコンフィ

アナグマ首肉のコンフィ。う、旨そう…!

こんな頂き物の画像もいくつか紹介します。

 

こんな人におすすめの記事です。

・アナグマの味が知りたい人

・アナグマの調理方法が知りたい人

・ジビエに興味がある人

※この記事は3分で読めます。

 

箱罠で捕獲したアナグマをツイッターで当選者に贈りました。

調理した写真などを頂くことができましたので、感想と一緒に紹介したいと思います。

 

アナグマの捕獲方法や詳細については↓の記事でまとめています。

アナグマの捕獲方法 狩猟や駆除で捕まえるために必要な知識

 

アナグマを捌くとこうなる

アナグマ捕獲

このアナグマが…。

 

アナグマ捌き

捌くとこうなります。

 

白いですね。

12月末のアナグマメス 脂ノリはこれでも少ない方です。

写真の一番上がバラ肉、その下が背骨に沿った背ロースや首の肉です。

その下は前脚、一番下が後ろ脚です。いずれも骨付き。

 

アナグマ肉の部位ごとの特徴

アナグマスペアリブ

アナグマ前脚

上がいわゆるスペアリブ、下が前脚です。スペアリブはほとんど肉がありません。

アナグマは爪で穴を掘るため、他の四つ足に比べて前脚が発達しています。そのため後ろ脚に近い量の肉が取れます。

 

冬眠に備えて脂を蓄えるため、バラ肉をはじめとして非常に脂身が多いのが特徴です。

逆にロース肉など赤身の肉が少なく、全身脂でできていると言っても過言ではないほど。

 

一般に骨に近い場所ほどケモノ臭さが増えると言われていますが、アナグマ肉は部位ごとの味の違いはあまりないように思います。

 

アナグマの赤身と脂身

アナグマの赤身と脂身

アナグマは脂が赤身の3倍は取れます。むしろ赤身がほとんどありません。

太れば太るほど脂ばかりが増えていき、最終的には脂が8なら赤身が2くらいまで太ります。

まともに赤身が取れるのは脚と首くらい。それも脂の方が多いです。

 

アナグマのおすすめ料理法と画像

料理について説明できるほど詳しくないため、他の方から頂いた画像やリンクで紹介します。

赤身が少ないため、脂をいかに活用するかということになると思います。

 

アナグマのコンフィ

穴熊のコンフィ

コンフィとは油に浸して低温で火を通すことらしいです。

肉は歯ごたえがあったけど、独特の臭みもなく美味しく食べられましたとのこと。

最後にカリっと焦げ目をつけるということで、よく火も通りますし、肉も柔らかくなりそうなのでジビエにおすすめな調理法かもしれませんね。

 

アナグマのシチュー

 

アナグマシチュー

ジビエ料理の定番ともいえるシチュー。

アナグマの肉は歯ごたえと野性味があるため、シチューにしても埋没せずに美味しく頂けそうです。

 

アナグマチャーハン

アナグマのチャーハンとか、食べたことあるだけで自慢できそう。絶対うまい。

 

アナグマのポトフ

https://twitter.com/masatonakamur15/status/1083646795626950661

穴熊の前脚でポトフ的な何かを目指してくれたそうですが、食べている写真を撮り忘れたとのことで、調理中の写真などです。

ワインに漬けるとかシャレオツですね(*´ω`)

 

アナグマ焼き!

焼いたアナグマ肉

 

 

とりあえず焼いて食ってみる派としては共感できます(笑)

アナグマは無理な調理をしなくても美味しく食べられますよ。

 

ダシとか取ってみる

ダシとか取れちゃうらしいですよ。

美味しそうな写真をたくさんもらったのですが、ave氏の写真は頭一つ抜けていました。

ブログとかに取り上げやすい感想付きで、ありがたく利用させていただいております。

 

アナグマのすき焼き

↓スキヤキにして食べてみた動画です。

脂身がひたすら甘かった思い出が。

 

ジビエとしてのアナグマ肉

比較的流通している鹿や猪と違い、アナグマの肉はほぼ流通していません。

東京にアナグマの専門店ができたこともありますが、どうやら予約が多すぎて提供が間に合わず閉店になってしまったようです。

 

とても美味しい肉なのですが、ジビエの安定供給は難しく、特にアナグマはサイズも小さいので…。

県によっては狩猟制限が出ていることから、猟師の知り合いでもいなければ食べることは叶いそうにありません。

 

兵庫はアナグマ天国なのですが、地域によってはアナグマが減少しており、今後も狩猟できるかどうかは不透明です。

幻の味覚になるやも。絶滅危惧種になったらさすがに食べられませんからね(;'∀')

 

ジビエは火をしっかり通すべし

アナグマは、心臓(ハツ)や肝臓(レバー)も食べることができます。

草食の鹿などはタタキや冷凍からの刺身で食べることもありますが、アナグマは雑食であるため食べる際にはしっかりと火を通しましょう。

 

イメージとしては、痛んだ豚肉を料理する時くらいかな。

丸焦げにする必要はありません。中まで火が通っていれば充分です。

肉はそれなりに硬い(歯ごたえ弾力がある)ため、火を通しすぎればゴムみたいになってしまいます。扱いが難しい。

普通に焼いて食べている私ですが、猟師歴5年で腹を壊したことは一度もないですよ。

 

まとめ

・アナグマは臭みがなく、味が濃くて美味しい

・アナグマ肉を入手するのは現状難しい

・脂身が多いため、甘みのある脂を活かす料理がおすすめ

・ジビエにつき、中まで火を通すこと

 

料理のコツとしては、やはり脂をどう利用するかがポイントだと思います。

紹介できていませんが、バラ肉をくるくる巻いてアナグマチャーシューなんて面白いかもしれませんね。

 

個体によりますが、基本的にはジビエとは思えないほど臭みがないため、応用は効くと思います。

火加減や調理法については、市販されているジビエ料理の本などが参考になるでしょう。

アナグマで参考にするなら、脂のノッたイノシシに近い料理法が適切かと思います。

 

同様のキャンペーンをする場合はこのブログやツイッターなどで告知しますので、

興味ある方は@kaedekameをフォローしておいてもらえればと思います。無駄ツイートは少なめです。

 

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カエデ

兵庫で猟師とパソコン先生をしているカエデです。 アウトドア派に見せかけたインドア&ネット大好き男性です。 29歳になりました。新しいこと、感銘を受けたことにはとりあえず手を伸ばしてみるタイプです。 狩猟、パソコン出張教室開業、警備員、動画投稿、株、絵師、将棋、ハーモニカ、ラノベ作家、医薬品登録販売者、仮想通貨、海外一人旅、ネトゲ廃人など、気付けばいろいろやっていました。

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