将棋ウォーズの2級で頑張っているカエデです。
1級の方に勝ち達成率が87%まで上がってきたところでレーダーチャートの終盤力が2.0になりました。
最近は終盤力を上げることを目標に勉強しています。
この記事では将棋ウォーズのレーダーチャートにおける終盤力や攻撃力、防御力などについての簡単な説明と、どれくらいの終盤力なら2級~初段の平均かといったことを雑に分析してみたいと思います。
将棋ウォーズ強さ別終盤力の分布
過去2か月の私の対局データを元に、級位別の終盤力を分析してみました。
ウォーズ3級の終盤力は1.3~1.6くらい。平均1.4。
ウォーズ2級の終盤力は1.5~2.0くらい。平均1.7。
ウォーズ1級の終盤力は1.8~2.3くらい。平均2.0。
ウォーズ初段の終盤力は2.0~2.6くらい。データ少ないため平均不明。
達成率や直近の対局状況で対局相手そのものが変化するため2級でマッチングする相手に限ったデータかもしれません。あくまでも目安です。
ちなみに1度だけ当たった2段の終盤力が2.2でした。鬼神使いかもなぁ。
鬼神や級位の取得時期によっても左右されますが、概ね同ランクにおける差は0.5、個人の上昇値だと0.3で1級分だと言えるでしょう。
参考として2級になったころの私の終盤力が1.7で、達成率9割の現在が2.0です。
上記データと照らし合わせても妥当なところでしょう。
終盤力がすべての要素ではないため、終盤力に限っては0.3の成長をすれば、現時点から次の級や段へ至れるということでもあるでしょう。
数年前に比べ、ウォーズ全体のレベルが上昇している
某掲示板や、他実況者の方も言われていることですが、近年将棋ウォーズの全体的なレベルは上昇傾向にあるようです。
具体的には2017年の初段は2020年の1級と同レベル…など。
本当かどうかはわかりませんが、少なくとも初段~2級くらいの層が非常に厚くなり、このあたりの棋力差があいまいになっている現状があるようです。
昇級したのにぜんぜん勝てないとか、昔に比べて強くなっているはずなのに達成率は下がるなどの意見があるようです。
終盤力はレーダーチャートで最大の棋力目安
そのような現状、自分の成長を測る目安としては級や段位と同じくらい終盤力の数値が大切です。
級位者の将棋だと特に、AI分析したら心電図がやばいことになっています(笑)
終盤力があればそれで勝ってたし、逆ならすでに負けている試合がとても多いです。
↑のデータからわかる通り、終盤力0.1を上げるのはそれなりに大変なことです。
そして現時点から終盤力を0.3上げれば、壁を超えられるということかもしれませんね。
もちろん、序盤や中盤も終盤力と同じくらい、数字なら0.3分の成長が必要ですが。
将棋ウォーズのレーダーチャートで唯一目安となるのが終盤力だけというシュールさ。
他の項目はどうなのでしょうか。
攻撃力や防御力はバラツキが大きいため目安としては微妙
レーダーチャートを見たときにまず気になるのは攻撃力と守備力だと思いますが、これらは正直棋力の目安としては微妙なところです。
攻めるか守るか微妙な局面においてどちらを選択したか、さらにそれがどれくらい効果的な手であったかが判断されているようです。
この数値は棋風や戦法で乱高下し、私の場合は1.9~2.8の間で変動しまくりです。
そもそもチャートの最大値が4.0なのに、2.8もあるわけないだろと。
たまたま打った好手が判断された結果なのかもしれませんが、ソフト的にも終盤力に比べると判断が難しいのかもしれませんね。
ですのであくまでも、攻撃力と守備力の差に開きがありすぎるなら、もう少し平均にもっていくような手を考えてみるなどの目安にしかならないかもしれません。
早指し力はゴミ基準です
どれだけ早く次の手を指したか。それだけだと思われます。悪手関係なし。
3分切れ負けとかしていれば勝手に上がります。
芸術力と戦術力も同じく微妙
芸術力は、定跡から離れた手を指すほどに上昇します。
個人的には意識したこともないですが、普通はよほどトリッキーな天才棋士でもない限り強くなるほど低くなっていきます。定跡に近づくのはすなわち序盤が強いということで。強い人も無視できないですよね。
ちなみに私の芸術力は2.7です。高いですね。…はい、定跡勉強しましょうね( ノД`)シクシク…
戦術力も同じようなもので、たくさんの定跡手を指すほどに上昇していきます。
相手が定跡無視の級位者のうちは、上げたくてもなかなか上げられませんし、上がってもそれで棋力が高いということでもありません。
棋力を分析するチャートとしては意味がないのが現状です。
なぜそんな無意味な項目がわざわざレーダーチャートに組み込まれているのかというと。
おそらくは級位者が「うわ、私の棋力低すぎぃ…」ってなった時に「あ、でも芸術力は高いじゃん」と少しだけモチベを回復させるためじゃないでしょうか。わざわざ調べる人はバレても勝手にモチベ回復させられる人なので対象外です(笑)
あとはせいぜい棋風を見つめなおしたり、、、ですかね?
将棋ウォーズのマッチングは直近の終盤力も影響を与えている?
調子が良くて連勝していたら強い人と当たる。あるいは負けるほど弱い相手に当たる。
こんな体験ありませんか?
私は今まで見た目の達成率以上に直近の達成率が重視された結果だと思っていました。
もちろんそれもあると思いますが、2級の時にぶち当たった2段の終盤力が2.2というのを見て少し考えが変化しました。
落ち目だとウォーズAIに判断されれば弱い相手と当たるということは同じなのですが、その時は直近の勝敗よりも直近の指し手、つまり終盤力の直近数値が重視されているのかもなと思い直しました。
あくまでも主観ですし、やることは変わらないのでどうでも良いことではあるのですが…。
でも下の級位者に負けたから~ではなく、悪い手を指したから~ こういう扱いなんだなと考えれば、努力のし甲斐がありますよね。
12連勝の18級とかに負けても指し手は評価されているならまだ頑張れます(笑)
終盤力を上げる方法(個別記事)
私が話せるのは終盤力を2.0まで上げる方法なので、それ以上の方は読み飛ばして頂ければ。
では結論から言います。詰将棋&上手い人の動画で詰み形を覚えることです。
youtubeで自分の「戦法+解説」で検索したり、3手詰めを解いたりですね。
ウォーズ2級の終盤戦で勝ち越すには3手詰めを繰り返すのがとても大切だと思います。
実践では1級でも1手詰めを見逃したりしますから、3手詰め力はほんとに大切です。
棋書なら3手詰めハンドブックが個人的におすすめです。
アプリなら【みんなの詰将棋】とかが良いですね。詳しくは↓の記事で書いています。
↓私なりの3手詰めのコツをまとめています。
将棋ウォーズで3級と2級の人との違いについて分析しています。
良ければこちらもご覧ください↓
カエデ
最新記事 by カエデ (全て見る)
- 【2023年更新】なろう小説完結おすすめまとめ【ランキング以外マイナー多め】レビュー - 2023年6月1日
- 【2022年更新】なろう小説完結おすすめまとめ【ランキング以外多め】読了レビュー - 2022年2月9日
- 【2021年更新】なろう小説完結おすすめまとめ【ランキング外多め】 - 2021年1月4日